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【四月は君の嘘】感想をまとめると?
【四月は君の嘘】評価
【四月は君の嘘】概要
◆放送時期:2014年10月クール
◆キャスト:花江夏樹、種田梨沙、佐倉綾音、逢坂良太、梶裕貴、早見沙織
◆制作会社:A-1pictures
◆公式サイト:https://www.kimiuso.jp/
◆スタッフ:監督 イシグロキョウヘイ 脚本:吉岡たかを
《引用元:「四月は君の嘘」公式サイト: https://dr-stone.jp/ 》
【四月は君の嘘】あらすじ③点
- 主人公は早熟の天才ピアニストと呼ばれていたが、母の死をきっかけに弾けなくなってしまう
- 11歳の春、友人の紹介でとある少女に出会い、ひょんなことからピアノを再開する
- ライバルとの出会いやヴァイオリニストの少女と過ごすことで、主人公は過去と向き合っていく
【四月は君の嘘】感想:音楽スポ根!
音楽がテーマだけど、やってることは完全にスポ根なんですよ。
練習して、主人公はスキルがあるけど悩んで…
大会があって、ライバルがいて、
闘って少しずつ成長して幼少期のトラウマと向き合っていく…
ね、スポ根でしょ?
アクションやバトルはないけど、「なにかに取り組む姿勢」は、
スポーツだろうか音楽だろうが一緒ということかもしれないですね。
そういった主人公の葛藤を描いた姿や、
ライバルたちの関係などストーリーもとても素晴らしいアニメになっています。
不器用ながら前に進み、徐々に好きなことに熱を上げていく姿と、ライバルたちをみて、
「自分も好きなことに素直になって頑張りたいな」と思わせてくれるアニメでした。
そして、アニメ化して良かった点としては、
やはり「演奏シーン」でしょう。
演奏シーンがとにかく素晴らしい!
コンサートホールの会場の緊迫感とか、舞台側からみた照明の明かりや観客席の景色とか…
観ているだけで自分まで緊張してくる(笑)
演奏中の主人公の心理描写の演出なんかも、絶妙です。
演奏シーンを壊さずに揺れ動く心理描写や回想が行われ、妙技だな・・・と思いました。
また、話の中核となるのは音楽ですが、
主人公を成長させる一因となるヒロインとの関係も、甘酸っぱくて、いい!
トラウマを乗り越えられず立ち止まる主人公を、どんどん手を引いて走っていってしまうような存在。
ヒロインはヴァイオリンを弾くんですが、そこが話を動かす大きなポイントになっています。
男女関係としてのヒロインの立場と、そこに演奏家としてのライバル的立場で、とても大きな存在に。
とても行動的で魅力のある、現代っぽいヒロインですね。
「四月は君の嘘」このタイトルも最初呼んだだけだとなんだかわからないですが、
観終えた後にはこの意味がわかり、話としてヒロインは欠かせない存在であったことがわかるはずです。
【四月は君の嘘】ココを注目!
キャラ:メインヒロインが最高
これはもう間違いなくメインヒロインのかをりですね!とにかくかわいい!
主人公をさんざん振り回し、手を引いてすごい遠くへ連れて行く・・。
ここまで連れてきたくせに、なんだよこのヤロウ(涙)ってなります。
ちなみに、かをりのことばかり話していますが、
幼馴染ポジションの子がちゃんといます。
どちらが好きかは、好みですね笑
ストーリー:自分も熱中したくなる
「イヤなことがあって乗り越えられない」「過去が邪魔して頑張れない」
そんな壁をグズグズしながら好きなことに熱中する姿に共感を得る人も多いんじゃないでしょうか。
だんだん成長する主人公の姿は、視聴するだけで謎の達成感が得られます笑
作画:季節を感じる背景も含めたヴィジュアル
コンサート中のホール内の緊迫感、表題にある「4月」から連想される「春」の桜などの風景はさすが!凪のあすからを思い出すけど本当に空気祈願が伝わる美麗な背景が出てくるなぁ。。
主題歌:ストーリーを凝縮
1期OP主題歌のGoosehouse「光るなら」の歌詞は、このストーリーすべてを凝縮したような内容。
観終わった後にこの歌詞を読むと。。。誰が誰に向けた歌なのかがわかり・・考えただけでグッとくるでしょう笑